古い芝刈り機の行く末

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自称35歳の芝刈り機。
どうやって処分するのかしらと思ってました。
通常大物は、ゴミの日に道端に出しておけばいいのだか、
さすがにこれは・・・。

それとも、ゴミの日に出回るスクラップ業者が、うまいこと持って行ってくれるのか?

すると、ステが
クレイグズリストに出して見る。と言いました。

Claigslistとは、ネットオークションみたいなやつで、でもオークションではなくて、
地元エリアでいらないものを売ったり買ったり、譲ったり、直接取引するサイトです。
新聞の「売ります買います」欄みたいなののネット版と考えればよいでしょう。

それにしたって35年の芝刈り機、誰がそんなもの欲しいなんて言うかしら。
タダでもいらんとはこのことです。
新しいエンジンを600ドルくらいで買って、つければまだ使えるんだ。
と、ステは言うのです。でもたぶん、なんだかんだで1000ドルくらいは修理にかかるでしょう。

いくら、少年時代から乗ってきた芝刈り機とはいえ、この期に及んで、ステは何を考えているのか。。。
すなポンは冷ややか~な目で見守っていました。

ところが。
反応がありました。

そして、

80ドルで売買が成立しました!

驚きです。
いくら当時の貨幣価値で100万近いとはいえ、
アンティークというような代物ではないし、部品取りだって欲しがる人などいないと思っていたのに。

結構近所に住んでいる人が見に来て、彼は父親から受け継いだ同じものを1台持ってて、
このステのやつから芝刈りパーツを取って、付け替えるという話。
今までも探していたけど、状態のいいやつには出会えなくて
ステのはサビもなく状態がとてもいいので、とても喜んでいたとのこと。
趣味でそういうのやってるらしい。

来週引き取りに来ることになっているけど、すでに代金頂戴済み。
ステもただのスクラップにならずに、こういう風に利用してもらえるのが
望みだったようで、めでたしめでたし。

それにしても、タダどころか、値段がつくとはホントーに驚き、
恐れ入りました。

PS:ステは『すなポンは全然信じないけど、これすごいんだぞ。ホントに芝刈り機のメルセデス・ベンツ的なやつなんだぞ(その昔)。それをすなポンは、ゴミだゴミだ言うて、売らずにゴミに出せ言うて、ほんとにもう・・・』
ってネチネチ言っている。
私が、「まさか1円でも売れるとは驚いた。びっくりした。私が間違ってた。」
「って認めてんだからいいでしょ?」
と聞いたら
「いや、まだ納得いかない。」
とブチブチ言っている。。。

PS2:さらに昨日、もう1件ジョージア州(すっごい遠い)から問い合わせがあり。。。
ミシガンに親戚がいるそうだけど、それにしてもジョージアまで運ぶ運搬費(ガソリン代)だけでも
2~300ドルくらいになりそうだけど。
当分ステのブチブチは納まらないかもしれません。

ま、何にしても芝刈り機は場所取るから、処分できて助かる。

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