以前、アメリカではリサイクルが遅れている、とダメ出しをしたことがあります。
ええ。確かに遅れています。ですが、ゴミ収集車がリサイクル品を回収していく事実もほどなく判明したのです。
前の記事では、「リサイクルは個人に任されていて」「わざわざ集積場まで自分で持っていかなくてはならない」と書いたのですが、あれは、私たちが長期滞在者用アパート(ホテルから毛が抜けたようなもの)に住んでいたからであって、普通に家に住んでる人は、リサイクルボックスなるものが支給され、収集車が取りに来てくれるのです。
州・町によって行政がきっぱり違うので地域によると思いますけど。
リサイクルの内容は、まだまだ後進国。
日本なら、(少なくとも私が住んだ町では)、プラ、缶・ビン、金属、ガラス・陶器、電池・電球に加え、粗大ごみも細かく分類されてますね。
こちらでは、
プラスチックは△に1~7の数字が入っているもののみ、
ビン・缶・金属、
紙ごみ・段ボール・本・雑誌
あと、プラ素材で大きめのもの。おもちゃとか、バケツみたいなの。
この程度、というか、「行政から支給されるカゴ」に「入れて良いもの」を全て入れる感じ。そしてゴミの日に出すだけ。
(紙ごみは紙袋に入れてくださいって言われているので、そうしているが、雑誌はバラでよい。アメリカ人は享楽的な生き物だから、『本』などという高尚なゴミは発生しない。←ウソですウソウソ。)
日本の粗大ゴミに匹敵するものは「8時までに普通に出しといてください」と書かれている。
あとは、ホームセンターや、電気屋さん、文房具屋さんで受け付けてくれるところに持っていく。
ラクといえばラクですが、日本ほど徹底していないので、プラゴミに出せない(△マークのない)プラスチックが大変多い。ポテトチップの袋とかも△がなくて、すなポンはいつも砂を噛む思いで普通ゴミに入れている。。。そして、日本から持ってきた食品などの包みには、△ではなく「プラ」というマークなので、これは入れてはいけないのかと悩んでいる。←たまに入れてみたりしている。(笑)とにかく、まだまだ改善の余地ありです。
うちの町のリサイクルボックスは赤(オレンジ?)♪
(ノースカロライナのお義母さんとこは、汚いねずみ色だった・・・あんなの支給されたくない~。)
カゴごと道端に出しておくと、収集車が来て、おじさんが2ヵ所ある口にそれぞれ中身を分けながら入れていく。見ていると①紙類②その他、で入れる所が分かれているっぽい。

1年半も黙ってて、ごめんなさい。
PS:ちなみに、週に1日のゴミの日に、『普通ゴミ収集車』と『リサイクル収集車』が別々にやってきます。夏になるとプラス「庭ごみ」といって、芝刈りや落ち葉などを回収するトラックも稼動します。これはでっかい紙袋に入れて出す。でっかい紙袋はスーパーやホームセンターで買う。紙袋ごとコンポストに入れるものと思われます。
PS2:ゴミは前日の夕方から出してよいことになっていて、当日は午後までにゴミ箱を撤去すること、というお触れ(一応)。だが、留守のお宅がゴミ箱をしまうことなどできようはずもなく、だいたい夕方まで出てることが多い。たまに翌日まで放置されてる家もあるけど、別に叱られたりはしない。すなポンは、出しっぱなしが嫌なのでいつも朝にゴミを出してます。(飛んでったり転がったり、雨が降ったりするしさ)
PS3:ディポジットが取られる、ペットボトルやビンは、買い物のときにスーパーに持って行って返金してもらいます。
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