宅配便とか、カタログ(ネット)ショッピングなどというものは、元はと言えばアメリカで発達した文化だと思うのですが。
毎度のことながら、日本はよそ発祥の文化を完全に自分のものとし、さらに進化させてオリジナルを超える、「イイトコ取り」を絵にかいたようなものでございます。
5-6年前にインディアナに住んでいた時、宅配便はたいていサインが必要でしたけれど、最近はサインなしで受け取るスタイルが増えているようでございます。(サインがいらない場合は、いる場合と少し料金も差があろうかと思いますが、昼間に在宅が少なくてサインなんてもらえないのが実情で、サイン不要スタイルが増えたのだとすなポンは踏んでいる。)そこで配達人は、ブツを玄関先にポンと置いたらば、ピンポンダッシュしていきます。
ピンポーン♪っていうから、急いで戸口に行くと、トラックがブゥーン!と猛スピードで逃げるように去って行く。ときに、ピンポンすら押さずに、そのまま置いてあるときもある。。。。(おいっ!)
それはそれで、ブツが紛失などしなければ、ラクなので結構でございます。
普通、用がなければ、うちの玄関の前を行き交う人はいないので、通りすがりに盗まれる確率は日本よりは断然低いと思います。
昨日はステにワインを届けに来たようですが、私は知りませんでした。いえ、厳密にはワインが届くことは聞かされていたけれど、どうせピンポンダッシュだから気にしなくていいや、と思っていたのでございます。
日も暮れて、ステが外にランニングしに行ってようやく、扉にお知らせが貼ってあることに気付きました。
お酒なので未成年は受け取れない仕組みの模様。だからサインが必要だったのですね。
午後2時ごろに来たようです。そのころすなポン、裏庭で雑草を抜いておりました。
お知らせには「3回までお届けにまいります。」「その後も数日はフェデックスの方で保管し、連絡がなければ送り返します」「特別なアレンジはこちらにご連絡を」といってTELとURLが書かれていました。
翌日の今日。私は服を着かえ、化粧をし、テレビを消し、トイレに行っても大急ぎで出てきてインターホンの音に耳をすませ、午後2時が過ぎるころには地下室や2階へも移動しないように気をつけているのですが、、、
4時半をすぎてもまだ来ません・・・。
たしかに普段Fedexのトラックを見かけるのは夕方なのですが、ではなぜ昨日は2時なんて時間にやってきたのでしょうか。
1日を2時間ごとに区切り、夜の配達もあり、電話でもパソコンでも再配達の希望時間がちゃちゃっと設定できる。
その2時間さえ在宅していれば、受け取ることができる。
さすがにアメリカは広すぎて、日に何度も巡回なんてできるわけがない。
人口の多さを逆手にとり、繁栄するニッポン。
日本って、ホントすばらしい。
今日はスーパー行かなきゃならないのに、どうしてくれんのよぅ~!!!!
PS:はかどるのはブログ更新のみ・・・
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