4日目は、ステはほんの少しのエリアをペンキ塗り(重ね塗り修正)しただけで、あとはのんびり過ごしていた。
すなポンといえば、
ベースボードのペンキを塗ったり、にじんだところを修正したり、
窓枠の、前の住人が着けて、はがして、はがしきれてない、きったないテープあとや、
家を売る前にとりあえず汚い所隠しとけ的に塗った、きったないボコボコのコーキングや、
窓枠についたペンキあとだか、汚れだか、もうなんだかわからんようになって
こびりついているものを、
ひたすら、こそげとる地味な時間を過ごす。
くつろいでいるステに対し、不満はまったくない。
この地味な作業は、自分が許せないからやっているだけのことだ。たとえやってくれると言われても、私の気に入るようにできるのは私だけなので、私がやるしかないのである。だから別にテレビ見ててください、という感じである。せっかくの4連休をペンキ塗りしてくれたわけですし。
それにしても、遅々として進まぬ工程。労力ほどには結果のみえない出来上がり。
自己満足、それが大事なのはわかっていても、今私がしていることに意味はあるのか?という疑問が頭をもたげる。
昼は何食べよう。
夜は何食べよう。
それだけがもう生きがいといえる状態であった。
すなポンの中では飯づくりは一切しないつもりなので、メニューも考えていない。
しかし、のんびり過ごしているステは、外に食べに行く気はサラサラないようだった。
どうも彼は、私の「ご飯作らない宣言」をほんの気まぐれで口走ったこととしか思っていないようだ。
昼飯は・・・
冷蔵庫の残りものをかき集めてチンして食べることとなった。
夜飯は・・・
「作って」と言ってみたら、「うん、ちょっと考えてみたから一緒に作ろう」と言われ
缶詰やら、まぜるだけのマッシュポテトやら、あっためるだけのムール貝やらで
とりあえずは品数そろえ、食べることになった。
一緒に作る
と言われても、結局私が作るのとたいして労力は軽減されない。
いや、まぁ、軽減はされてラクちんだったが、でも当然片付けなども発生した。
徹頭徹尾
首尾一貫
来年の抱負はこれにきまり。
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