世の中にはいろいろな人がいるもので。
このライブは座席の指定がなく、ステージ前のホールで立って聴くもよし、中央あたりの自由席に陣取るもよし、後ろの方で酒を片手にフラフラ立ち見するもよし、というスタイルでした。
我々は席が取れたので着席して聴く事にしたのですが、前列の左右を見渡すと、10代後半から20代前半といった若いお姉ちゃんら、40~50歳くらいの女性、それから若いカップル、などなどがおりました。
まず、エヴァが言いました。
「どういうことなのかしら。ホントに。10年前はこんなんじゃなかったはずなのよ。なんでこうなるのかしら。」
何のことを言っているのかといいますと、ズバリ
「体型」のことです。
前列を占める人のうち、女性は見事に全員がボッチャリ体型。。。
まぁ10年前はというと、10歳くらいだった人も中にはいるだろうが、、、要はティーンネージを過ぎるころからブクブクと太りだすパターンの人たちと思われます。
さて。
着席して1時間ほど経過したころ、急にステが左右を見回し始めました。彼は今ごろ近辺の女性がみな太っちょさんだということに気づいたらしいです。(彼は先ほどのエヴァの指摘を聞いてなかったので)
ステが気づいたところで、再びエヴァが言いました。
「恐ろしいわよね。教養の度合いと生活レベルでここまで違うんだから。ノースビル(立派な家が多いあたり)なんか行ってみなさいよ。太っちょなんて一人もいないわよ。そこからドコソコを通って、FHあたりになるととたんに体型がくずれてくるんだもの。。」
というので、ひとしきり教養、ひいてはキャリア→収入→居住地域→生活スタイル・・・と肥満についての談義に花を咲かせていた彼らですが、
ソレより何より、わたくしが気になって仕方なかったのが、斜め前のこのカップル。

(バレ防止のためフラッシュなしで撮影)
軽く10歳は年上と思われる彼と、20歳くらいの初々しい彼女。その組み合わせも微妙だが恋愛は自由なのでまぁよい。
問題は、待ち時間からライブ終了まで、たっぷり3時間以上・・・
彼女の長い、長い黒髪を、彼はず~~~~っと、なで続けていたのです。
よほどしなやかでさわり心地のよい髪なのか?
せっかくの美しい髪が枝毛になったりしないのか?
そんなになでられて、『背中が床ずれ状態』にならないのか?
服も背中部分だけ毛羽立ちそうではないか?
つきつめて言えば、
「あなたはそれでいいのか?」
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