普段ピー肉をやるときは、タネは適当です。
ハンバーグのタネ +- 調味料
今回は、3バッチ(回)にわけて作るため、フープロを使い、材料を計りながら作成しました。計りながらといっても、レシピが決まっているわけではないので結局適当です。
しかし、、なんか普段の適当な時の方がおいしいような・・・。
それはともかく、このピーマンはでっかい。そしてぶ厚い。
ピーも厚けりゃ、タネも厚い。焼くのにも時間がかかるのです。多少の覚悟はできていました。
普段、焼き加減は勘と肉汁に頼っているのですが、フト、温度計で測ってみようか?ということになりました。何でかって言うと、こちらの料理番組ではよく「温度計で中の温度を確認します」ってやっているから。食中毒には敏感なアメリカ風土。(日本も最近はそうだけどアメリカはもっと前から)早速ネットで調べてみると、ひき肉は華氏160度までいかないとダメなんだそうな。
しかし問題は・・・
どんなに頑張っても150すら超えない。
弱火で長くやってもNG。
強火で長くやったらコゲる。
もちろんフタも設置している。
もしかして、普段、危ないピー肉を食べていたのかすなポン家?
工場で食品を作るからには、安全第一。ここはひとつ、どこまで焼けば160度になるのか覚えてみても損はなかろう。
しかし問題は・・・
30分焼いても一向に達成できない。
表のカリカリパン粉はべっとりこびりつき、
ピーマンはこげ、
ピーと肉はパチンとはぢけて分離した。
第2回戦、第3回戦も同様である。
これは一体ぜんたいどうなっているのか?
思うに。
アメリカのひき肉料理、つまりハンバーガーにはさむハンバーグ、
あれは、ほとんど肉のみ、95%以上が肉である。
日本のハンバーグ種は、玉ねぎ入れたり、パン粉入れたりして肉との比率が変わっている。
そのため、温度が上がりきらないのではないか?
という結論が出た。
残ったのは、
無残に分離したピーと肉とその慣れの果て、深夜の家中に充満する肉フレイバー。
いつもの勘にたよっときゃ良かった。
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