リサイクル用のカートは、大・中・小と3つのサイズがあります。
1軒に1つ配られるのですが、基本的には「中」が配られるので、「大か小に変えたい人は申し出るように。10月までは変更可能」というお達しであった。
チラシにそれぞれ何ガロンの容量なのかが書いてあるが、ガロンだとイマイチぴんとこないすなポンなので、とりあえず様子を見てみようと思いました。そして、「中」が届いたのですが。

でっかい!!!
こんなデカいの、ジャマである。いやマジメな話。人間が2人くらい乗って遊べそうです。
速攻で小に変更してもらいましょう。
役所に電話をして、小希望というと、次の週当たりに交換に来てくれた。

だいぶスッキリした感じで、確かに「中」より場所はとらないとはいえ、それほど変わらないような気もしなくもない。ホイール設置のために内側が凸凹していたりするし。ごっつい割に、容量はかなり少ない。例えて言うと、コストパフォーマンスで言えば「中」がお得ですよ、奥さん。みたいな。(笑)
まぁでも、2人暮らしで1週間にそこまでがっつりリサイクルが出るとも思えないので、「やっぱり中にしてください」ということは起こり得ない。
ちなみに、カートは追加購入することもできる。とチラシにあった。1個目は無料だが、2個目からは有料なのである。これは以前の赤いボックスの時もそういうシステムで、追加ボックスは10ドルだと言っていた。
このカートはいくらするんだろうと思い、電話したついでに聞いてみたら・・・
「あぁ~。それ、わからないわ~。」と言われてしまった。。
追加購入意思はなかったので、「じゃ、別にいいです。交換だけして下さい。」と言ったのだが、チラシに「追加で購入できます」と書いてあるんだから、その辺は押さえておくべきではないか?役所的に。(役所って言っても、ちっちゃい郵便局くらいの人数で回してる小さい役所なんだけどね)それにしても、あり得ませんよね~。あめりか。
以前のリサイクル・ボックスは、小ぶりだったが、それなりに整頓して入れるし、入れやすいし、はみ出てもいいので使いやすかった。一応「紙はひとまとめにして」とか、「段ボールは崩して小さくまとめて」という指示はあったのだが、別にひもで縛ったりする必要もないし、普通に入れておけば回収してくれていたので、分別大変とかいうこともなかった。というか、自分の気持ち的に「ガラス類はこっちに寄せて、缶はこっちに寄せて、紙で仕切るか」みたいな感じで、間違っても分別とは呼べない。しかもガラスは寄せろと言われていたわけでもない。→収集車にガーッと一気に放りこまれた段階で意味がない(笑)
新しいカートは、「これからはなんでもかんでもガンガン放りこんでOK!しかもホイール付きだからゴミ出しラクラク!」みたいないかにもアメリカ人が喜びそうな売り込みなのだが・・・・1週間分のリサイクルごみがどんだけ重いんだよ!?って突っ込みたくなりますね。なんだかんだいって一番重いのカートじゃないの?。
カートの中は凸凹があるので無駄なすき間が発生していたり、小さくまとめて入れないようになると、ゴミの体積がものすごい感じがする。そう、デリバリーピザのボックスなんかを放りこんだら、斜めになって、あっという間にいっぱいになりそうな感じ。
これは確かに、何も思考しないアメリカンファミリーに小サイズを配ったら苦情がくるね。。。
まぁ実際、紙ごみやプラをまとめたりする手間もなくなり、あとはすなポン自身がいいようにカートに入れればいいので、ラクになったといえばラクになったし、キッチンのリサイクル用ゴミ箱も減らしたのでスッキリしたのはいいのだけど、リサイクルのためにこんなデカイカートを使わなくてはならないのかと、本当にいろんな面で改善になるのだろうかと、イマイチ釈然としない思いが残っているのでありました。
そんなことより、プラごみマークのついてない包装紙(リサイクルできない)が多すぎなんでそれをどうにかしてほしいんですけどね。アメリカ。
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