おしゃべりすなポン

1日1膳じゃぁありません。
でもステがいないから、食事がテキトーでひもじい日が続いている。。。。(笑)

木曜に、ゴミ箱がセールになっていたのでハードウェアストア（いわゆる金物屋）に行った。ガレージなどで使うゴミ箱です。

金物屋さんはホームセンターの小売店バージョンみたいな感じで、庭グッズも置いている。
一応そのコーナーをのぞいてみたら、かなり高齢のおばあさんがいらっした。
パティオに置くようなイスがズズんと重ね積んであるのを、大変な思いで降ろそうとしている。
「ここで一言声をかけないのは犯罪でしょう」と思われた。

「手伝いましょっか？」と言っていくつか降ろしてあげて、そこから流れでどの色がいいかなとか、長持ちするかしら？とかいう話になって、お互い自己紹介をして、で、無事アイリーンおばあさんは色も決めて、あぁ良かったですね、じゃぁ、私はゴミ箱買うんでさようなら。という風に別れた。

ゴミ箱買って店を出ると、アイリーンさんはちょうどクルマを店の前に付けて、店員さんがイスを運んで来てくれるのを待っていた。
あぁ、どうも！と手を振って自分の車に向かったが、
アイリーンさんがさっきチラッと言っていた通り、彼女のクルマはふつうのセダンなので、イスがトランクにちゃんと入るのか危うい感じである。

自分、ゴミ箱を積んで遠巻きに眺めていたが、イスはアイリーンのトランクからはみ出したまま、トランク開けっぱで家に帰る様子である。
一応コードで止めているので別に落ちることはないだろうが、家に着いてトランクから出すのに難儀するだろうというのは火を見るより明らかだった。いや、一人でもなんとかなるだろうけど、やってもらえるなら助かるだろうねと思われた。だってアイリーン、小柄だし、ちょっと歩きも心もとないし、何といっても杖もってるくらいだからね。

あぁもう見ていられない。

アイリーンさんのところに戻り、『もしお宅がそんなに遠くなければ私の車で運びましょうか？』と申し出ると、アイリーンさん『あらまぁ。本気なの？』と言った。即断る風でもないので、『ちょうど旦那が出張中でいないんで急いでないんです。』と言うと喜んでくれたので、アイリーンさんの家まで付いて行った。

イスを置いてすぐに帰ってくるつもりだったのだが、もちろんアイリーン的にそういうわけにもいかず、アイスクリームかせめてお茶でもと言ってくださったので、裏庭にイスを配達し、ちょっとお邪魔して家を見せてもらい（ちなみに、大統領が来るって言われてもこれ以上片付けようがないくらいきちんと片付いていた・・・・）、世間話しつつクッキーとペプシをいただいて熱心なカトリックの彼女に、「あなたエンジェルよ」と言われて帰ってきたのでした。

8年前夫に先立たれたアイリーンさんは、1人暮らしには広すぎるコンドミニアム住まい。木曜には近所のホスピタルでボランティアをしているらしい。もっともホスピタルでボランティアの話は金物屋で聞いたのだが。(笑)
子共が7人。それから孫に、ひ孫も何人かいて、また近いうちにポコポコ生まれる予定です。
なんですかね？アイリーンさんのことこんなに知っちゃって。（しかも途中で娘から電話かかってきて娘とも話した。）(笑)

よく考えたら、おばあちゃん、知らない人を家にあげない方がいいよと後から思ったけど、まぁ私は悪い人ではないので良かったよね。後から娘に「ママ、知らない人家にあげるなんてダメよ」と言われているかもしれない。

こんど火曜にステがＭＲＩやるんだよね、そこのホスピタルで。木曜だったらひょっとしてアイリーンに再会なんてことが起きたかも。(笑)

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