70%くらいの仕事をしろというのは、
すなポンに息をするなと言うのと同じである。
98%くらい、がんばってしまいました。
金・土・日
朝から晩まで、明けくれました。
本当に、この家は、前のオーナーが
たぶん『売る前に、ちょっとでも汚いとこ隠しとけ』って感じで
コーキングとかでふさぎまくっていったところが非常に見苦しく
しかも本来コーキングでふさぐようなところじゃないのに全部コーキングで済まそうという魂胆で
むしろ汚いままにしておいてくれればよかったものを
デコボコしてるのが見えるから家を見に来た段階ですでに気に入らなかったけど
今からだったら絶対買わない、こんな家!
と悪態をつきたくもなるような
『そこにコーキングするなよ』っていうコーキングをはがし取って
それゆえ崩れてしまった角を、パテで再構築するという
果てしなく地味な作業。
でも業者に頼んだら、そこにただペンキを上塗りするだけというのも想像でき
私がヤルしかないのです。
アーチストですから。
すなポンのDIYの法則:
一度失われた角は、二度と同じに再現することはできない。
でも、
どうにかすなポンの認可がおりるぐらいには再構築され
そして一応ペンキは塗り終わった。
まだ最後にコーキングが必要なところもあるけど、間に合わないからお客が帰ってからにする。
とりあえず、ペンキは塗れた。
基礎ってほんと、大事だなー。
下準備ってほんと、大事だなー。
ていうか、下準備にかかる時間が7割だなー。
道具ってやっぱ、大事だなー。
なんかやっぱり、こういう風に切羽詰まらないとできないなー。
色んなこと、再認識しましたよ。
タオルホルダーとか、どうしようかちょっと迷ってて、
お客が来るまでに体裁が整うかどうかはわからないけど、
色がついてさっぱりしたところで自分的にはかなり達成感を感じている。

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