おしゃべりすなポン

えぇ。えぇ。ふぃぎーさんがいるのでもう、何にも進みませんことよ。
手がかからなくなっているはずなのに、なんていうか、スキマ時間が全部吸い取られるっていうか。他に色々プロジェクトもあるのにそれをやる暇もなく。

今回、初日に大変心配な出来事がありまして。
さぁ最初の日だぞ、ようこそおいでくださいました、と言って、散歩に連れて行ったわけですよ。
そしたら足に手のひらいっぱいほども　ひっつきむし　が付いてしまいまして。
これはそのほんの一部なのですが。

まぁ、帰って来てから必死になってこれを取ったわけですよ。このひっつきむしが、レベル5って感じに取れないやつでね。マルチーズのひよこの羽毛みたいな産毛と相性最悪なわけであります。
イテッイテッとか言いながら取るんだけど、フィギーも自分なりに口使って、ギーっと引っ張って取るわけですよ。
で、取った後
クチャクチャ食べてゴックンしちゃったんですね。

最初に飲んじゃったやつは、しっかり噛んでたから大丈夫かなと思ったんだけど、その後様子が変で。
カーッカッーっとやりだして。
そしてしばらくしゃっくりみたいな感じになってしまい、すなポンまっ青ですよね。

のどにひっかかってんのかな？と思って、ちっちゃいおやつあげたら、
「おお、それそれ。それちょうだい！」って感じで、ものすごい勢いで食べて、水をビシャビシャ飲んで、タダならぬ雰囲気を醸し出すふぃぎー。一度口をがーっとあけて見たけど、一瞬で見えるとこにはひっかかってないし、のどに手を入れて取らせてくれるような信頼関係にはたぶんない。

そのうち疲れたのか、おとなしくなり、一応しゃっくりみたい挙動も止まった。

そして夕食時になり、おいしいご馳走でもてなしてやったのだが、
飲み込み方がどうもおかしい・・・
ひと口ひと口飲みこむごとに、間があるのだ。
例えるなら、人間が虫歯の時に
「冷たい水を飲んで、しみるかどうか確認して、
また次にひと口飲んで、もう一回あれ？どう？大丈夫？」
ってやってるみたいな。

これは・・・何かがおかしい。

とりあえず窒息はしてないけど、のどにひっかかった傷から炎症起こして、なんてことになったらどうしよう？
獣医さんに連れて行くの？って言っても・・・見せるだけで2万とか3万かかるんでしょ？（それって誰が払うの？っていう疑問と、私は払いたくないよ、っていう正直な気持ちとね。そもそも、帰って速攻でひっつきむし除去に励んでいるというのに。）

ふぃぎーファミリーに連絡すべきなのか。でもその時点ですなポン的にも、確実なことはわからない。「で、今どんな様子なの？医者に連れてった方がよさそうな感じ？」って聞かれたら、イマイチよくわからないし。とりあえず今は落ち着いてるし。行ってなにもつまってないとかだったらそれこそどうなの。。

なんとなく元気がないような、でもふつーに活動はしており、夜中に容態が急変とかってことはなさそうなのでそのまま様子見。

翌日。

朝まだ1、2回、ガーッってやっていたので心配だったが、その後は元気に過ごしており
遊ぶし、散歩も行くし、そして夕食時にはいつもの食べ方に戻っていた。

ステがやってきて、
「リビングのカーペットでこんなの見つけた」と言う。
（ちょい汚くてごめんよ）

明らかに、一度何かに食べられてから出てきた後、ひからびた植物。

これかー！！！
これは痛そう。
こんなデカイのがちっちゃなのどにひっかかってたなんて、可哀想に。
ひっつきむしそのものではなくて、ひっつきむしを統括している元の部分みたいな感じ？

しかし、無事出てきて、ほんと一安心。
どうりで元気そうにしている。

その後、床に落ちたティッシュを噛みちぎって遊んで（これを噛むのが好きらしい）いるのを見つけたすなポンは、フィギーの口をムガッ！！！！っとすごい勢いでこじあけ、取り上げ、激しく叱責。（ノー！！！って言っただけだけど。）

ヘンなもの食べるクセは断固矯正してやらないと、こっちがえらい目に合うからね。

PS:この日すなポンは心労と、対処法を検索したりしてたので、ふぃぎーのご飯は作っても、自分の夕食は用意できず食べれないまま床についたのでした（ステはたまたま外食だった）（涙）。

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