何かをニョローっ、シャーっ、ジー・・・と吐き出す機会のことをディスペンサーと呼びます。
かなり昔から、アメリカの冷蔵庫には『水』と『アイス』のディスペンサーがついてるものが見られます。

しかしすなポンはいつもこの機能を見るにつけ
水を飲むのに何故イチイチ冷蔵庫のドアから出す必要がある?
水道の蛇口を使えばいいじゃないか。どんだけメンドーくさがりなのか?
無駄にもほどがある。
部品も増えて壊れる原因になる。
水道パイプとつなぐことも、故障のチャンスが増える原因である。
内側せまくなるし。
と憤りすら覚えていた。
昨今では多くの人が『水道水はまずい』なんて言っちゃってペットボトルの水を買ってる割に
冷蔵庫からは水道水と水道水で作ったアイスをジャンジャン出して飲んでいるという状況を
君の浄水愛はそれっぽっちのものなんだね、なんて結構バカにした目で見ていたのだ。
近年の冷蔵庫はさすがにフィルター付きにシフトしてきているが、ちょっと古いモデルを使っている場合はついていない。
そしてこのフィルターが普通に買うと5000円くらいする。高い。
木曽川のおいしい水で育ったすなポンは、水はタダ(上下水道代のみ)という感覚がいまだ抜けない。
我が家は環境保護の視点からもアンチ・ペット水なので、ペットボトル水は滅多に買わない。
とはいえ、水道水は漂白剤なども入っているからあまり飲みたくなく
台所には浄水フィルターが付いていて、それで飲食水をまかなっている。
ペット水はお客や工事の人にグラスで出せない時用にたまに用意する程度である。
さて、「MITSUBISHIくん」時代の製氷機には
水を入れるところに「備長炭フィルター」なるものがついていた。
それが浄水機能としてどこまで信頼できるものなのか、個人的には疑いの目で見ていたが、
少なくとも18年前にはすでに「浄水に対する心配り」がされていたのである。
ただ、入手困難かつどこまで効果があるのか微妙なフィルターはもうずいぶん前に使わなくなり、うちでは浄水後の水を容器に入れてアイスを作るようになった。
定期的に水を補充する手間はかかるが、毎日膨大な量の氷を消費するわけでもない。
これ以上、何が必要であろうか?
すなポンにもステにも、ディスペンサーは
不要どころか、故障の確率が増すだけの厄介機能
としか映らなかった。
だから、ディスペンサーがついていないモデルを探すことにしたのである。
さてここで、はっきりさせたいのは
ディスペンサーと製氷機能は、別ものである。ということだ。
・製氷機は、アイスを作る
・ディスペンサーは、できたアイスや水を、ドア越しに吐き出してくれる
ディスペンサーはいらなくても、勝手にアイスを作って、溜めておいてくれる機能はやはり欲しいのだ。
でないと、プラスチックのトレイに水を入れて、氷ができたらひっくり返してガタガタと取り出す・・・という時代に逆戻り、さすがに悲しい。
ところが、だ。
・ディスペンサー・モデルにはフィルターがついている(ことが多い)のだが
・製氷機だけモデルにはフィルターがない
という事実が判明。。。
あとはパイプを冷蔵庫につなぐ、というポイントも、心配の種であった。

このパイプ、ずーっと使っていなかったけど、大丈夫なの?
数か所凹んでるけど、劣化して破裂して水浸し、とかないの?
使わない方がいいんじゃない?
取り替えるには工事になっちゃうし
そのまま使って旅行中に破裂とか怖すぎるし。
そもそも、中とか汚くなってるんじゃ???
すなポンもう、どうしたらよいのか。
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