すなポンの知恵袋 くず取りネット

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※一部、文化的偏見表現がありますが、あくまでエンターテイメントとしての誇張表現です。ご了承ください。←大丈夫。このブログ、読者ゼロだから(笑)
じゃ、行きます。

お洗濯のときに、糸くずって出るじゃないですか?

日本の洗濯機はイケてるから、くず取りネットとか、何かしらの機能がついていますよね。それで概ねこと足りているでしょう。

ひるがえって、アメリカの洗濯機には、そんな気の利いた機能はありません。
あるわけないじゃないですか。
どれだけ溜めこんだ洗濯ものを一度に洗えるか?!ということでしか価値を計られないアメリカの洗濯機に。

それでは、みんなどうしているかといいますと、
みんな、乾燥機を使っているんですね。みんな、って言っても、すなポンが知ってる範囲での、みんな、ですけどね。

で、みんな、洗濯したら、すぐ隣に鎮座ましましている乾燥機(ドライヤーと呼びます)に全て放り込み、乾かします。
朝、お洗濯して~、お天気がよければまずベランダに干して~、お仕事から帰ってきたら取りこんで~、あぁ、お日さまの匂い♪
なんて、のどかなことはしませんよ、アメリカ。

忍耐力が足りないのです。アメリカ。
洗ったらすぐポイ、1時間?でポイ、乾いてポイ。
そういう人種の集まりです。
いいえ、最初からそういう人種なわけではないですが、アメリカ文化に染まって、みな、待つことのできない人間になって行くのです。

※日本にしても、今は洗濯機1台で乾燥までやってくれて、梅雨でも助かるわぁ、とか、共働きでも洗濯が困らないわぁ、とか、あると思うけど、今はそんな話はしていません。棚に上げて行きます。(笑)

話を戻します。
で、実はアメリカでは、その『ドライヤー』の方に、『くず取りネット』が設備されているのですよ。乾燥の段階で糸くずなどを除去するシステムなのですよね。
まぁ、流れ的にはそれが妥当かもしれません。
洗い中にクズとっても、乾かすときの擦れでクズがまた出ましょうから、逆に洗濯機にもくず取りが付いていたら、くず取りネットのくずを取る人間の手間が2回発生しますわね。
と、いうことは、ドライヤーにしか付かないくず取り機能は『正義』と言えるのかもしれません。

しかしながら問題は、

すなポンのように、洗濯後、
室内干しをする人へのサポート体制が整っていないことです。
濡れたものを一から乾かすには、光熱費もかかるし、何より、衣類が伸びる、すり減るなど、すなポン的に気になること満載です。
アメリカの乾燥機、色んな面で優しくないから、衣類をがんがん削り取ります。
ステが 『 日本に来て衣類が長持ちすることに気付いた』と言ってるからね。

今あなた、「糸クズはともかく、お外に干せばいいじゃない?」と仰いましたか?

住んでいるところにより、『景観を損ねるので、洗濯ものを外に干さないでください』という場合があります。たぶん、自分で土地買って、家建てて、庭に干してます、とかは自由だろうと想像します。

で、うちのように、『サブディビジョン』と呼ばれる区画整備されて建っているところ( ちょっと違うと思うけど、日本で言うところの『建売り住宅』に似た感じで開発されてるエリアと思っていただければ・・・ )は、ある意味小さなひとつのコミュニティとして、『サブ』のルールがあるのです。
ぶっちゃけ、うちの『サブ』ルールに『物干し禁止令』があるかどうかは知らないが、いつも外干ししているっていう家はない。

と、言うことで、我が家は、内干しがデフォルトです。
そして、糸クズバンバンなので、最後にちょっと乾燥機にかける。という、、二度手間なことをしております。
ついでに内干しで乾ききっていない場合もカラッと乾いて安心、というメリット(???)があるため、糸くずだけのためにドライヤーを使っているわけでもありませんが。
それでも、ドライヤーで糸くずは取りきれず、コロコロ必須の毎日です。

驚きもものき。ここまでは前置きです。(笑)

すなポンも、バカじゃありません(自称)から、ちゃんと日本でこういうものを仕入れていましてね。

円すい型で、ぷかぷか浮く、アレですよ

ところが、ところが、これが一向に役立たず。
うちの洗濯機の水流と相性が悪いのか、くずの取れたためしがありません。

それで、かれこれ10年も、糸くずだらけの人生に甘んじていたところであります。

さて。先日のこと。
昔は全然見なかった『洗濯ネット』と呼ばれるブツが売られているのを、ちらほら見かけるようになりました、アメリカ。
あっても、3種類以上置いてる店は皆無だけどね、アメリカ。
しかも100円とかでは買えないよね、アメリカ。

まぁそれでも、アメリカ人もやっとわかってきたようです、うんうん。

当然、すなポンはいつも日本から仕入れてきており、在庫がたくさんあるのですが、アメリカにしては作りが良さそうで、値段も悪くなかったので、モノは試しにと買ってみました。こういったモノも、現地調達できるようになると助かるんです。

ブラジャー用洗濯ネット。メロンが入るくらいの特大です、アメリカ。

サイズが特大なので、これはちょっとしたシャツとかレギンスとか、そういうものによさそうだな。と、思ったのです。
網目がとても細かくて、糸くずよけに 特に 威力を発揮しそう!!!
『絶対糸くず付いて欲しくない服』に、バッチりじゃん?!

と思ったのもつかの間。 洗濯後に出して見たら、

ネットに入れないより、糸くずついてる!
ネット内に、糸くずたまってる!

何じゃこりゃ?

こんなに細かいネットなのに!
こんなに糸くずよけそうなのに!
他に一緒に洗ったものの中でも、こんなに糸くずついてるものは一つもない。
どういうことなんだよう、洗濯ネット・オブ・アメリカ!

洗濯機の前に立ち、呆然、しばし瞑想・・・・・・そして

これを、「糸くず取りネット」として、単独で(中に何も入れずに)使うことにしました。(爆)

結構本気でいい感じに機能している。(笑)

ひとつ残された課題は、取れた糸くずの一部が、2重3重の網の中に閉じ込められてしまい、 どうしても取れず、溜まり続ける仕組みになっていること。縫い目を一部を解きほぐして、クズを捨てられるように改造しなくてはならない。

以上、すなポンあったまいぃ~、というお話でした。

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