エステイト・セール体験

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そんなわけで、郵便ポストに行きがてら、ちょいとのぞいてみることにした。

行ってみると、昼ごろにはなかったサインが立てかけられ、周辺に車が6-7台止まっていた。「○×会社がやってます」みたいなサインである。あら。ずいぶん大がかりなのね。他にお客が大勢いれば、すなポン一人でも入り易くてありがたい。

玄関のドアに「13-17時まで。本日最終日。ほとんどのものが50%OFF」と貼り紙がしてある。どうやら普通のガレージ・セールと違って、玄関から入るようである。

中に入るとお客さんや、○×会社のスタッフらしき人が簡易テーブルに待機している。
最終日の終了間際ということで、かなり品物は少なくなっていたが、それでもまだまだ見ごたえ十分な品ぞろえである。どうやら家中のありとあらゆるものが売られているようであった。
食器棚、食器、服、ソファー、テレビ、テーブル、椅子、クリーナー、布団、毛布、敷物、工具、棚、デスク、ランプ、古いミシン、引き出しいっぱいのキッチン用品・・・・・。
食器なども、ノリタケだの、レノックスだのディナーセットが揃いでどかーんと置いてあり、576ドルとかの値段がついていた。それはちょっと高いと思うが、半額なら悪くないかもしれない。もちろんそんなディナーセットうちでは不要なので買わなかったが、程度は良かった。全体的によいものをお持ちだったようで、これは初日に来たら欲しいものが色々あったかもしれない、と思われる。しかし半額でなければ高い。

リビング、キッチン、書斎にガレージ、2階、地下室、自由に歩き回って物色する。2つ3つの部屋は立ち入り禁止になっていたので、売らないものはそこに置いてあるのだろう。目につくものはほとんどが販売対象になっていた。

なるほど、これがエステイト・セールというものか。

これは楽しい。

他人の家の中を見るのも面白い。はー。こういうレイアウトなんだ。とか。広いな、とか。

このお宅のおじさんとは、ひとこと挨拶を交わした程度でまったく付き合いがないのだが、どうして全部売ってるんだろう。
どこか暖かいところで余生を送るのか。ご夫婦のどちらかに何かあって老人ホームに入るとか、そういう話だろうか??競売にかけられたという雰囲気でもないし経緯は知らないが、ここまで家財道具を一切売り払うというのは勇気がいるよな。と思う。スッキリするだろうけどね。

裕福そうなお宅のエステイト・セールがあったらまた行きたい。

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2 Comments on "エステイト・セール体験"

  1. kazu
    30/09/2012 at 5:52 PM Permalink

    初めて聞いた。
    簡単に言うと、自宅ブックオフみたいな感じ?(笑)
    それは初日にいかなきゃ!
    次回報告を待つ!

  2. suna
    02/10/2012 at 2:08 AM Permalink

    ほんとまた見つけたら行ってみるよ♪

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