朝、TVのトークショーをつけると、ほどなく、「視聴者に電話してクイズに答えると豪華商品(旅行?)があたる」、というコーナーが始まった。
電話に出た男性は、デイビッド(以下デイブ)
司会男:ハロー?デイビッド?
デイブ:・・・・オー、・・・・NO~・・・!(苦悩している様子)
司会男:なに?どしたの?なんか電話がきてガッカリしてるみたいだけど。電話して悪かった?迷惑?
デイブ:いや。。。予想より1時間早かったんで・・・まだTVつけてないんです。
司会女:今日はやめとく?笑
デイブ:あ。いや、・・そんな!!^^;
司会男:デイブ、大丈夫さ!今日の番組なんて見てなくていいんだ。クイズは昨日の番組を見てれば答えられる!
司会女:デイブ。今、あなたの応募写真を見てるわ~。パソコンのカメラで撮ったの?これ?そんな感じだわ。
デイブ:カラーのやつ?
司会女:そう。
デイブ:それは、フェイスブックの○○からとったやつ(←よくわかんなかった)
司会男:デイブ、まずは君について話そうよ。 君、結婚はしてる?
デイブ:いーや。独身!んでもって、失業中の、職探し中!
司会男:・・・・・・。それは、聞いて悪かったね~(スタジオ内:笑)。じゃ、ガールフレンドはいる?
デイブ:ガールフレンドいないっす。ケリー(司会女の名)んちでプールのタオルボーイとして雇ってくれないですかねぇ?
司会女:あはははは。考えとくわ。デイブ、前の仕事はなんだった?
デイブ:倉庫でフォークリフトやってました。
司会男:そうなんだ。ミネソタのその辺で、フォークリフトできるんだったら、仕事あるんじゃない?
デイブ:それがないっす。。もう9ヶ月になるんですけど、未だに見つからないんで、こうなったらどんな仕事でもやりますよ。
司会女:それじゃぁ、この全国TVで募らなきゃね。えーと、”「フォークリフト免許・要」のプールのタオルボーイを募集中の方、ご連絡ください!”(笑)
司会男:デイブ、じゃ、そろそろクイズに移ろう。ルールは知ってるね。時間は30秒。質問7つ。わかんなかったらパスしていい。次の質問に移るから。じゃ、行くよ。
Q1:昨日のゲストは誰でしたか?
デイブ:あー。パス。
Q2:昨日の番組で紹介した、○○は何だった?
デイブ:あー、パス。(←この辺ですでに7秒ほどのロス)
Q3:ケリーは司会を続けて昨日で何年?
デイブ:。。10年。
★ ブー ★
Q4:昨日の番組の○○は?
デイブ:。。。パス
Q5:昨日のゲストの子供は何歳?
デイブ:17歳。
★ ブー ★
司会男:ざんねん。1歳。^^;
・・・と、ここまでくると、もう残り時間も少なく、スタジオ全体に「こりゃダメだ」という雰囲気が伝わり、やはり残りも全滅であった。
そしてクイズ終了~
司会男:デイブ。おつかれ。昨日のショーは見た?
デイブ:見てないっす。
司会男:見てないのか~。
司会女:そゆことよ~。見てないのよ~。
司会男:そりゃ答えられないわな~。明日から毎日見てよね。またいつか電話するかもしれないしさ。がんばってよ!
と言う具合にして終わったのだが、あまりに冴えない感じが最初から最後まで続き、デイブには悪いがけっこう笑えた。観客にもウケていた。まぁ9ヶ月も職探しをしていたら、冴えてる人も鈍くなるであろう。9ヶ月前のデイブが冴えていたかどうかはさておき。
がんばれ、デイブ。
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