れいばな(3)~冷蔵庫のはなし【野菜室との決別】

ブランドを決めたら次はなんでしょうね。
機能とかレイアウトとか、そういう使い勝手的なところでしょう。
容量なんかもからんできますかね。

アメリカの冷蔵庫はとにかく

野菜室が小さい

日本のだと「MITSUBISHIくん」みたいに『野菜室が引き出し』で、

『はくさいなどの大物野菜もたっぷり収納』 とか
『長い野菜も立てて収納』 なんて感じになるけれど、

これがアメリカだと
普通の冷蔵エリア内にちょいと引き出しがついています。
ですから

ドアをあけて
→肩でドア抑え(なんとなくね)
→引き出しあけて
→引き出しドアポケットに衝突する、ちょっとイラつく
→野菜出す(タンスの奥からひっぱりだす感じを想像しつつ)
→引き出ししめる
→引き出しひっかかる、ちょっとイラつく
→ドア閉める
みたいなイライラですね。

ワン・ツー・三・四・・・と、結構時間がかかります。
冷気もかなり逃げると思いますよ。

でも、そういうのしかないので、
あきらめるしかありません。
最近、何ゆえ野菜室がこれっぽっちしかないのかについて
深く深く考えてみたんですけど、
まず第一に、そもそも野菜の消費量がたぶん日本より少ないんでしょ、というのもあるけれど
アメリカの野菜って一番大きいのがケールとかレタスなどの菜っぱ系。
菜っぱなんて、曲げたり、分けたり、そうとう融通ききますね。

大きく、重く、変形しない白菜とか大根なんかはアジア人しか買わない。。。
アナタッ、ワタシハクサイドスレバイイノヨツ!
と激怒する主婦は、相当マイノリティーなのでしょう。
どの国においても、マイノリティーというのは忍耐がまんを強いられるものなのです。
あきらめてください。

と、いいつつ、結局は、

野菜室がキモだな。(-_☆)キラーン

ということで方向性を固めるすなポンなのでした。

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週末の目標

先週末、ゆっくりするぞと目標をかかげたけれど
良く考えたら、

主婦ってなにげに週末が忙しい

ってことを忘れていた。

でも、結構ゆったりできた方だと思う。

そして本日火曜。

ひじょ~にゆったりしていて、とてもよい!!

まぁ、やることはたくさんあるんだけど、逃げてる状態。(笑)

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れいばな(2)~冷蔵庫のはなし【まずはブランドから】

詳細に記録する。
なんていいながら、時間が経ってしまい、あやうく【序章】だけで終わりそうだった。
記憶をたどってみよう。

まずは、ブランドから絞り込むことにした。
大きさとか機能というのは、各ブランドでもいろんなラインナップがあるのだから、そこから選べばよい。
と、いうより実は、日本製にもっとも近いもの が欲しかっただけである。

日本の冷蔵庫メーカーはアメリカ市場に参入していない。
そりゃぁそうだ。こんな
『とにかくデカくて』
『品質よりアピール重視で』
『冷凍食品つめこみ希望』
    ※少々オーバー気味に書いているけど、当たらずとも遠からずです

のアメリカン・ニーズに対し、日本製の

『微に入り細に入り』
『棚レイアウトが柔軟で』
『野菜室たっぷり』
『細かいチューブ入り調味料もお任せ』
『急速冷凍』
『お刺身解凍』
などという多機能冷蔵庫は子ブタに真珠なのであります。
だからきっと参入しないのでしょう。

そこで日本製の次に日本製に近いものといえば、韓国製ですね。
韓国製は日本製の引き出しデザインを少しマネてる?と思われ、
そうは言っても『アメリカン・ニーズ』向けの商品なのでたかが知れているのだけど、
その韓国ブランドを今度はアメリカブランドが真似ている・・・
という流れで、すなポンは見ています。

最近はそれで引き出しデザインを使ったアメリカ人が
「引き出しサイコー」とか言っちゃって、どのブランドも
高価格ラインでは引き出しを導入しているが、
ひょっとすると、ドイツブランドあたりの方が先にやっていたのかもしれぬ。
この辺りは、完全にすなポンの偏見で見ているのであしからず。

ということで、木偶の坊のアメリカブランド(キッチンエイドとか)は一切無視し、
韓国ブランドのLGまたはサムスンの2択とした。

すなポンの中では、家電はLGの方が品質がよさそうっぽい、というイメージであった。
なので、まずは ぜったいLG というところで決着。

たぶん、それさえ決まれば、あとはうちの冷蔵庫スペースにはまるもので、
できるだけ野菜が入る、シンプルなものを選べばよいのだ。
冷蔵庫探しの80%くらいはこれで終わったと言っても過言ではない。

・・・あまい。

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罠にかかったすなポン

ステの友人ジムに待望の彼女ができて、すでに彼女の家に移り住んだと聞いていた。
熱しやすいジムはすぐに結婚しちゃうからそれですでに2回失敗しているが、今回は『サイコパスはいやだ』と言って、かなり厳選したもようである。
お付き合いが始まってからは、双方が人生経験を踏んでおり(離婚、子持ち)年齢もいってるとあって、あまり時間をかけずに次のステップに進むようである。

さて、ステにはかねてより
「ジムと彼女をうちに呼ぶか?」とか
「ジムと彼女が○○に行くから一緒に行くか?」とか
「ジムと彼女の家にいつでも来てねと言われている」とか
打診をされていたのだけど、

基本、新しい人間関係を築く気がないすなポンですし、
ジムに対しては、トニーとかその他の人ほど友情を感じていないし、
まして付き合い始めたばかりの彼女とか、
超面倒くさい。

そこで、常に
「行かない。仕事が忙しい」
「行かない。他にやりたいことがある」
「行かない。レストランとか、どこも似たような内容でバカみたいにチップがかかる食事はしたくない」
と切り捨ててきた。

ただ一度、サッカーだかの大きな国際試合のチケットがあるとかで、
「観戦しながらジャンクフード食べるのは楽しいから、面倒だけど行ってもいいかな。」
と答えたのだけど、(何様?
その日は雷雨の予報で、雨の中の観戦にステが乗り気でなかったので流れた。

今週はアメリカは3連休。
8月は個人的にすこし休養にあてるつもりだったのだけど、ステのお父さんが亡くなり、急きょNCに飛んで泣き疲れたりして結局バタバタと過ぎてしまった。

ひと段落した今、この3連休こそはのんびり過ごそう♪とひそかに心を決めるすなポンにステが
ジムが明日夕食に来ないか?と聞いている。彼女もおいでと言ってくれているそうだ」
と言ってきたので、すなポンは
『こういうささいなことから溝が生まれて離婚になったりするのかなー、ちょっとくらい付き合ってあげるべきなんだろうなぁ~』と思いつつもやっぱり
却下した。

翌日の昼ごろ、ステが
「最近友達と出かけてないし、飲みに行きたい」みたいなことを言い
一人で行ってこようかなお酒を飲むから泊めてもらって翌日帰ることになる」というので
「あぁいいじゃん。是非そうしなよ!」
もろ手を挙げて賛成の意を表明した。

その後のやりとりで
「ジムがこっちの方に来て、二人で飲みに行くかな。」等と言いだし
それをすなポンが快諾すると、なにやらジムと相談し
「ジムが夕方からこっち来て、うちで飲むかな。」と言いだした。

ジム一人で来て男二人で飲む分には、すなポンは勝手に好きなことをしてればいいので別に構わない。

「どうぞどうぞ。」と答えると
「夕食どうする?」とお伺いを立てて来た。
すなポンが夕食どうするかで気をもむのをわかっているので彼なりに気を使っているのだ。
「あー。リブが買ってあるから、ちょうどいいからそれやる?」と提案すると
「いいねー」となって、
「夕飯はリブ作るから食べにおいで」となり
さらに
都合がつけば彼女さんもどうぞって言うけど大丈夫?来るかどうかわかんないけど」となった。

あれ???

なんだこの流れは?

わざわざリブを焼いて、ジムに夕食を供するからには、一人も二人も同じである。
なので、別に彼女を呼んでも、なんとなく同じような雰囲気ではある。
でも、同じではない。
ジム一人なら、肉とご飯だけでも、まぁ「男の料理」風にして、あとはビール飲んでりゃいい。
しかし彼女も来るとなると、さすがにそういうわけにはゆくまいし、
だからと言ってまさか『二人になるなら来るな』というわけにもいくまい。
この期に及んで、すなポンも特に反対はしなかったのだが、

よくよく考えるとステの罠にかかった。という気がしないでもない。
(ステにそういうつもりはないと思うけど。)

けっきょく、「どうやら彼女も来るそうだ」となった。。。

「何だかんだ言ってちょっとしたパーティー状態になったね(笑)。
ステが一人で行って明日帰るっていうから、すなポンさぁ、
超ダラダラしようと思って~
オーブン禁止する人がいないから
夕食は冷凍ピザ焼いて、テレビみながら食べて~、って
超ウキウキしてたんだけど~!(笑)
と、表明した。

結局午後いっぱい、サラダ用意したり、野菜切ったり、リブの作り方調べたり、ステは焚火の準備したり。
6時半に二人が到着してからは、『家に子供置いてきてるから8時か9時ぐらいには帰るかな』と思ったすなポン。
ステは気を使って「すなポン、席外して好きなことしていいよ」と言ってくれたけど、
『それさすがに失礼でしょ?』
どうせここまでやったからには、最後まで付き合ってポイントを勝ち取りたい。と思い最後まで付き合っていたら、結局夜中の12時になった。

まぁ、ステが前から『儀礼上一度呼んであげたい』みたいな風だったので
こうしてやっつけることができて良かったかなとは思うし、
急に決まった方が、適当な部分があってもいいわけつくし、結果オーライだったけど。
カップル文化、超めんどくさい。

残りの2日は、もうぜったいのんびりさせてもらう。

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れいばな(1)~冷蔵庫のはなし【序章】

新しい冷蔵庫の購入に至るには、かなりの年月アタマを悩ませたので、詳細に記録する。

まずは、ステ独身時代からの冷蔵庫、「MITSUBISHIくん」にご登場願おう。築18年くらい?(笑)
2016_07_09 (6)-
微妙な電圧の違いにもめげず、健闘してくれていた、MITSUBISHIくん

日本→アメリカ→日本→アメリカと、3度も海を越えてきた、MITSUBISHIくん

いちいちモノが大きいアメリカで、牛乳のサイズや、ソースやボトルや、野菜のひと束までも大きいアメリカで、なんとか食料を収容してくれていた、MITSUBISHIくん

冷凍庫に霜や氷がついて、引き出しのしまりが悪くなったり

また冷えが悪くなって大掃除でしのいだり

とうとうこの2月には
冷凍庫の底(引き出しの外!)に氷を作る機能が実装され、週に2回の氷粉砕作業に追われるようになってしまった。

ところが!!

ちょうど4月のインド旅行から帰ったころから、氷がまったくつかなくなり、ありとあらゆる問題が解消
ここへきて、

 MITSUBISHIくん 絶好調♪

という日々がもう数カ月続いている。

しかし、すなポンは考えます。

・・・潮時だと。

いくら今調子が良いからといって、能天気に暮らしていてはダメだ。

  • ギャー。冷蔵庫が壊れたー。
  • 水が出てるー。
  • 食べ物腐ってるー。
  • 急いで買わなきゃー。
  • どれにしよー。
  • ゆっくり探してる時間がないー。
  • セールやってないー。定価はつらいー。
  • 配達まで2週間もあるー。
  • 家でご飯が作れないー。

と、とんでもない騒ぎになってしまうことは明白である。

そこで、この6-7月も超忙しかったのだけど、その合間を縫ってなんとか目星をつけ、
購入を決断したのでした。

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